FX失敗談

ポジポジ病が治らない!チャートが気になって仕事中も取引していたら大変なことに!

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FXポジポジ病の失敗談

チャートが気になって仕方ない、ずっと取引をし続けてしまう…

FXを始めたばかりの頃、そんな経験はありませんでしたか?

そう、俗に言う『ポジポジ病』です。

 

ポジポジは恐ろしい病で、こじらせると損失が出るだけでなく実生活に大きな影響を与えてしまうことも…

 

この記事では、そんなポジポジ病から抜け出せずに仕事中も隠れてトレードしていたら大変なことになってしまった人の体験談を紹介します。

今も思い当たる人はしっかり反面教師にしよう!

 

投稿者プロフィール

山本さん(仮名)

30代男性 独身 会社員

地方のメーカーに勤める中間管理職。

気付いたら周りはみんな結婚していたので焦っている。

  • 時期:2016年
  • 投資経験:なし
  • 運用額:100万円
  • 損失額:トータルで40万円

 

この記事に出てくる用語

  • 損小利大:1回の損失額は小さく、利益額は大きく
  • 利食い:利益が出ている注文を決済して利益を確定すること
  • 損切り:損失が出ている注文を決済してそれ以上損失が膨らまないようにすること
  • OCO:指値(利食い)と逆指値(損切り)を同時に指定する注文
  • ポジポジ病:ポジションを持っていないと(取引していないと)落ち着かない依存状態
  • 東京市場:≒日本市場。FXにおける日中の時間帯(日本の取引所が稼働している時間帯)

 

ホワイト部署に異動、残業代を穴埋めしようとFXを始める

FXを始めたきっかけは、会社の人事異動でした。

それまでずっと残業漬けの部署だったのですが、ある4月の異動でほとんど残業のないホワイト部署に。

 

それ自体は嬉しいことなのですが…

  • 飲みに行こうにも、長時間残業の生活が続いて昔の友人とはすっかり疎遠に。
  • しかもみんな結婚していて、余計に誘いづらい。
  • 残業代が激減して遊びに使えるお金が減ってしまった。

という事情もあり、手放しには喜べない状態でした。

 

そこで、何か副業でもしようかな~と思って始めたのがFXです。

ネットで色々と情報収集をして、良さそうなルールを参考に...

  • 損小利大!利食いは+15pips、損切りは-5pips!
  • OCOを入れて決済は機械的に!
  • 5分足でトレンドラインに沿ったトレード!

こんな感じでやっていました。

まあ、今思えばラインの引き方もメチャクチャだったんですけどね(笑)

 

初めは全てが新鮮で面白かった

トレードを始めた頃は、全てが新鮮でドキドキしたのを覚えています。

仕事が終わったら帰りの電車の中でチャートを開いて、色んなラインを引きながら

「あと1時間くらいでこのラインにタッチするな…」

なんてイメージしながら帰宅していました。

 

そして帰ったら真っ先にトレード!

いい位置に達したら、注文を入れて、OCO入れて、決済されるまでの間に食事や風呂を済ます

もちろん、その間も画面から目を離さずに。

 

勝率は4割くらいでしたが、損小利大を守れていたので最初の一ヶ月で10万円くらい勝つことができました。

正直、『俺天才なのかな?』って思いましたね。(笑)

 

どんどんトレードにのめり込み、常にチャートが気になる状態に

最初の頃はそんな風に『帰ってから寝るまでの間』と割り切ってトレードしていたのですが、段々とチャートが気になって仕方ないようになっていきました。

  • NYタイムが気になるから、深夜まで夜更かし…
  • 仕事中もチャートが気になって、トイレでこっそりトレード…
  • 注意力散漫で、仕事のミスが増える…
  • 睡眠不足でトレードの質が悪くなる…

こんな状態に陥ってしまい、仕事もFXもボロボロ。

ポジションを持っていないと利益を逃してしまうんじゃないかという強迫観念のような気持ちで、完全にギャンブル依存のような状態でした。

この時点でもう、FXに勝ちたいとかじゃなくてポジションを持って勝つか負けるかのドキドキを味わいたいという心理状態だったんだと思います。

 

完全に『ポジポジ病』ですね。

何度もやめようとしたんですが、どうしても気になって気になってやめられませんでした。

 

こんな状態ですから、当然2ヶ月目・3ヶ月目の成績はどちらもマイナスでした…

 

仕事中にトレードしてたらトラブル発生!

ある日、いつものようにトイレで取引していたら上司から電話。

わざわざ電話なんて滅多にないことなので、声を抑えて電話に出てみることに・・・

 

『ちょっと、とんでもないことになってるよ、すぐ戻ってきて!!!』

 

慌ててデスクに戻ると、周りは大混乱。

原因は私が送ったメールで、社外秘の資料を複数の取引先に添付してしまっていたのです。

 

完全に、注意力散漫になった挙句のミス。

しかも、取引先に知られてはいけない裏事情や未公表の情報までがっつり書かれた重要度高めの資料でした。

大慌てで全部の取引先に電話、上司と一緒に直接訪問して全力謝罪巡り、そして社内対応、コンプラ部署からの事情聴取…

一息付ける状態になったのは、日付が変わろうという頃でした。

 

「今日はやっちまったなあ」

上司が責め立てず、そんな風に接してくれたのに本当に救われました。

まだまだ全部片付いた訳じゃないけど、何とかなりそうで良かった…

 

・・・あれ?

 

・・・待てよ?

 

もしかして、FXのポジション、そのままになってる…?

 

OCO注文入れたっけ…?

 

血の気が引きました。

 

大慌てでトイレに駆け込んで、アプリを起動。

頼む、上昇しててくれ、上昇しててくれ、上昇しててくれ…

 

評価損益:-328,600円

 

(完)

 

失敗談まとめ

  • 残業が減り、時間ができて残業代も減ったことをきっかけにFXを開始
  • 始めは調子が良かったが、段々とトレードにのめり込んで成績もボロボロに…
  • 睡眠不足とFXのことが気になって仕事でもミス連発
  • ある日、トイレでトレードしていたら仕事で大炎上!
  • 決済注文を入れ忘れていて、気付いた時には大損失…

 

やっちまったなあ。
追い打ちやめてあげて。

 

こういう時は『発注時に自動OCO注文』ができるFX会社が便利だよ。急に呼び出されても安心なんだ。
いや、仕事中にFXしないで。

 

ポジポジ病とは

ポジポジ病とは、ポジションを持っていないと(取引していないと)落ち着かない依存状態のことです。

注文して通貨を買う(売る)ことを『ポジる』ということに由来しています。

時にはほんの数秒で数千円の利益が出ることから射幸心が煽られ、熱中してしまうのが原因です。

 

射幸心を煽る代表的な例
  • パチンコ
  • ソーシャルゲームのガチャ
  • クレーンゲーム(UFOキャッチャー)

 

加えて、FXの場合には24時間取引ができることから『取引していれば利益を得られたかもしれない』(機会損失)という心理が働きやすく、特にポジポジ病を発症しやすいと言われています。

東京市場(日本時間の朝~夕方)は値動きも限定的だから、仕事中に見てもあんまりいいことがないよ。その辺しっかり割り切ることが大切だね。
FXで重要なのは『ルールを決めて』『ルールを確実に守る』ことなんだ。

 

ポジポジ病対策に有効なこと

ポジポジ病を治すには…ズバリ、『ポジポジ病のせいで損していることに気付く』ことが重要です。

厄介なのは『今トレードしたら、利益が出ていたかも』という心理。

それを客観的に『そんなことはない』と否定し、理解することが重要です。

 

具体的には、トレード履歴を洗い出して確認しましょう。

『トータルではちょっと負けてるくらいだから別にポジポジ病は悪くないよ~』

と思ったあなた。

『仕事中や移動中の取引』『集中して挑んだ取引』に分けて、累計の成績を確認してみてください。

きっと仕事中や移動中の取引の方が成績が悪いはずです。

 

何故なら、FXで重要なのは『勝てるところまで待って、待って、それ以外のタイミングでは決してトレードしないこと』だからです。

しかもそれが平日の日中であれば、東京市場。

東京市場はロンドン市場(16:00~翌01:00頃)やニューヨーク市場(22:00~翌06:00頃)に比べて取引量が少なく、値動きが限定的

集中して挑んでも効率が悪いと言われているのに、素人が隙間にポチポチやって勝つのは極めて困難です。

中にはシステムトレードでさえ東京時間は取引しない人もいるよ

 

ポイント!

  • 取引履歴を確認して、仕事中にやっても勝てていないことを認識しよう
  • 東京時間はそもそも難易度高め、帰宅後に集中して勝率を高めよう
夜も『2時まで』とか時間を決めて、しっかりルール管理することが大切だよ

 

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