仮想通貨失敗談

仮想通貨ブームに乗って草コインで大爆死!バブルで儲けた100万円が蒸発!

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草コイン失敗談

2018年にバブルが弾けたかと思ったら、2019年もまだまだ力強さを残している仮想通貨。

やはり一番勢いがあって、みんなが揃って仮想通貨と騒いでいたのは2017年の秋頃でしょうか。

その頃、一部では『メジャーコイン』よりも『草コイン』がアツい!という風潮がありました。

 

この記事では、そんな『草コイン』に投資して失敗した方の失敗談を紹介します。

このパターンは仮想通貨以外でも起こり得ることだよ。

 

投稿者プロフィール

岡田さん

30代男性 会社員

  • 時期:2017年末~2018年初頭
  • 投資経験:なし
  • 運用額:20万円(その後100万円に増加)
  • 損失額:約20万円?(20万円 → 100万円 → 5万円?)

 

この記事に出てくる用語

草コイン:仮想通貨の中でも時価総額などの小さい極めてマイナーなもの

仕手:意図的に価格を吊り上げて利益を得ようとする人(集団)

 

仮想通貨ブームの中、目を付けたのは『草コイン』

2017年に金融界隈…いや、世界中を席巻したものといえば、やはり仮想通貨でしょう。

私もその例に漏れず、ビットコインで100万円くらいのあぶく銭を手にして喜んでいました。

 

確か2017年の11月頃だったと思いますが、100万円を突破したビットコインは『そろそろバブルも弾ける』なんて噂されるようになっていました。

しかし、そこで冷静な判断ができないのがバブルたる所以。

 

『もう仮想通貨は一旦やめておこう』

 

これが本来正しい考え方だったと思うのですが、実際には違いました。

 

『メジャー通貨はここまで、これからは草コインだ!!』

 

こんな風潮が、一部でありました。

今思えば、盲信的というか、狂気的な盛り上がりです。

 

最も跳ね上がった仮想通貨『XP』

2017年から2018年にかけて、最も盛り上がった仮想通貨が何かご存知ですか?

ビットコイン?

イーサリアム?

リップル?

いえ、正解は『XP』という仮想通貨です。

 

2017年12月1日に0.0008円だったXPは、約1ヶ月後の2018年1月5日に0.58円にまで上昇しています。

 

分かりづらいですか?

 

8円が、5800円にまで急騰しているんです。

1ヶ月で約700倍。

もっと言えば2017年1月1日には0.000005円くらいでしたから、その上昇率は約10万倍です。

1万円が10憶円になった訳です。

 

その他にもVergeという通貨が1万倍になったりと、とにかく無名コインの急伸は目を見張るものがありました。

 

何故『草コイン』が盛り上がったのか

草コインが盛り上がったのはもちろん仮想通貨界全体の温度感もありましたが、『仕手』的な動きもあったのではと思います。

『仕手』というのは元々、株の用語で意図的に株価などを吊り上げて利益を得る人物(組織)や行為のことです。

  1. 価格が安いうちに、仕手が徐々に買い込む
  2. SNSなどを使って『この仮想通貨がこれから来る!』と買い煽る
  3. その情報に釣られて短期間に買い注文が集中、価格が上昇
  4. 上がったところで仕手は売り抜けて利益を得る
  5. 実需がない急騰なので、すぐに価格は急落していく

こんな風にして、自分たちが利益を得るために不正に情報を流すのです。

 

草コインは元々取引量が少なく、多少の人数でも買いが集まればそこそこ価格が動きます。

トヨタやファーストリテイリングのような巨大企業の株価を動かすのは並大抵の労力ではありませんが、草コインであれば簡単に価格が吊り上がってしまうのです。

 

仮想通貨の熱狂 × 仕手による煽り

 

これが、草コインが大いに盛り上がった原因でしょう。

 

数打てば当たる!それが草コインドリーム!

さて、偉そうに解説しましたが…私も例に漏れずその熱狂の渦に飲まれて草コインを買い漁りました

ネットで『次に来るのはこのコイン!』なんて情報をみては、1~2万円くらいを投資。

 

99個の価値がゼロになっても、1つが1,000倍に跳ね上がれば1000万円だ!!

 

そんな勢いで、ビットコインで稼いだ100万円全額を様々な仮想通貨に投資。

正直、どこの取引所で何をいくら持ってるのかも分かっていない状態でした。

BinanceとKuCoinと…他にも5つくらい海外取引所を開設した記憶があります。(Phoなんとか…?)

完全にカモですね。(笑)

 

結果は知っての通り、ほぼ全てがゼロに…

さて、その後の仮想通貨の惨状はもう語るまでもないですね。

2017年12月にビットコインは史上最高値の221万円を記録。

その後2018年1月にも200万円にチャレンジしますが一歩届かず…

 

そして、2018年1月26日、コインチェックネム流出事件が発生しました。

仮想通貨熱が冷めつつあったタイミングでの、この事件。

当然その影響は草コインにも及び、私が持っていた草コイン達もどんどん崩壊していきました…

 

正直、もう全部の価値を確認する気力もなくて

『また盛り上がる時が来るだろう…ハハ……』

なんて現実逃避していたのを覚えています…

 

今どうなってるんですかね、また少し盛り上がってますが、全部かき集めれば5万円くらいにはなるんでしょうか。

まあ、もはや海外取引所はログインできるかも怪しいですけど(苦笑)

こんなことなら、全部ビットコインのままの方がよっぽどよかったな…

 

失敗談まとめ

  • ビットコインの急騰で20万円が100万円に化ける!
  • 次は急騰に期待して『草コイン』を買い漁る!
  • しかし仮想通貨バブルは崩壊、草コインの価値も二束三文に
  • また盛り上がる…はず…と現実逃避
  • もはや海外取引所のログインができるかも怪しい

 

昭和の終わりから平成の初頭にかけて、バブルがあったのを知っているかい。
うん、生まれる前だけど聞いたことはある。

 

あの頃、株も盛り上がったけどそれ以上に過熱したのが『土地』なんだ。 
『どんな土地でも上がる!』 みたいなムードがあってね、都心だけじゃなくて田舎の、しかも駅から離れたような場所でも高値で取引されていたんだ。
草コインみたい…

 

まさに同じ心理だよ

 

 

あとは1999年頃の『ドットコムバブル』にも似ているね。バブル期には往々にしてこんな心理が働くんだ。
『靴磨きの少年』の話みたいね。
まさにその通りだね。

 

ポイント!

ブームや勢いに流されず、そのモノに本当に価値があるのか客観的に考えよう!

 

草コインとは

草コインとは、仮想通貨の中でも時価総額・取引数量・1単位の価値が小さいものを指します。

由来は諸説ありますが、『英語でS××t Coin (=ク○みたいなコイン) → ク○コイン → クサコイン → 草コイン』となった説が有名です。

荒っぽい言い方だけど、要するに『有名じゃない弱小コイン』ってことだよ。

 

仮想通貨の関係図

  • アルトコイン:ビットコインを除く仮想通貨の総称。オルトコインとも。
  • 草コイン:アルトコイン(仮想通貨)の中でも時価総額などが小さいもの
ビットコインは別格なんだね。
この他にもアルトコインの中でも有名なものを『メジャーアルト』その他を『マイナーアルト』と分けたりするよ。
でも厳密にどれがメジャーでどれがマイナーでどれが草かの線引きは曖昧なんだ。『身長が高い・低い』みたなものだよ。

 

結局生き残るのは中核となる通貨

先程も少し触れましたが、草コインの過熱はバブル期の土地や、1999~2000年頃のドットコムバブル(インターネットバブル)の様相によく似ています。

 

日本で言えばWindows98やインターネットが一般家庭でも広まり始めた頃、WindowsXPやADSLが普及するちょっと前の頃。

当時アメリカではインターネット関連企業の創設・上場が相次ぎ、インターネットへの期待からネット系企業であれば実績も資金もなくてもとりあえず株価が高騰するような状況でした。

同じ頃、日本でも同様の『ITバブル』が起きているよ

 

ナスダックのチャート

1995年~2018年のナスダック(米国ハイテク株)

しかし、本当に企業として将来性があったのはごく僅か。

2000年3月に株価のピークを付け、その後バブルは崩壊しています。

 

この後も生き残った企業といえば、AmazonやPaypal(決済サービス事業者)など。

有象無象の新興企業たちはほとんどが姿を消して行きました。

ここから学びたいのは、バブル後も生き延びたのは本当に力のあるものだけだということです。

 

次の草コインはこれだ!と煽る人も多くいますが、過去の事例からして今ある草コインがこれから急騰する確率は極めて低いでしょう。

過熱感が冷めた今、生き延びるのは本当に力のある通貨だけです。

もちろんこれから急成長を遂げる通貨も出てくるだろうけど、2017年みたいに『数打てば当たる』時代は終わったんだ。
少なくともブロックチェーンの技術的なものを理解していないなら、大人しくメジャー通貨に期待しよう。

 

ポイント!

  • これから『草コインが爆上げ!』はちょっと夢見がち
  • 堅実にメジャー通貨に期待するのが現実的

 

なんだかんだ言って基軸となるのはビットコインだよ

 

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